路肩に置かれた楠を運んでみる。
この日は1時間ほど離れた製材屋さんにはこぶ。

鉄ロープを想像していたが、なんと綿ロープ。
鉄ロープは、切り口がパラパラになってくると引っ掛けて痛いとのこと。
この重さならこのロープで大丈夫、というのも計算より経験なのかな。

ロープは2本。掛ける位置もきっと大切だろう。
仮に2.5トンとして、水平に持ち上げるためにはどこにロープをかけたらいいのかを、数回の移動で決めてクレーンで吊った時にはちゃんと水平が保たれている。

持ち上げると綿のロープが軋む。
ロープには、何トンまでとか規格はある。でも、規格より経験と直観か?

今回はクレーン車に積んでもらう。
自分で吊り上げて、自分の荷台に下ろす。

荷台でごろごろと暴れないためにはどうするのか?
どの位置だと座りがいいのか?

見慣れない大きな道具がある。一本ではなく複数の木材を運搬するための墜落防止か?

荷台に乗っても収まりを確認しながら、何度か上げ下げをくりかけし、動きにくいところに据える。
ここまでの作業が1時間もかからずに終わる。
車は少し左に傾きながら、国道を移動し製材屋さんに向かう。

伐採は高い木に登り、上から枝を払いながら落とし、次は幹をクレーンに繋いだりロープで繋いだりしながら切り落としていく作業なのだろう。
木は思っているより遥かに重い。質量は樹種にも木の状態によっても違う。虫に食われて腐食して空洞になっている木もある(それはそれで伐採はバランスを欠いて難しいだろう。想像)。経験と直観、道具。色々な物事が合わさって見事。