8、9年前、河津町見高地区で山に放置されていた伐採された欅の大木を見た。
もう一度その場所を探してみようと出かけてみた。
歩くこと5キロほど。
なかなか辿りつかない。
照葉樹林がみかん小屋を包み込もうとしている。
いずれ飲み込まれて山に戻っていく。
生業が消えていくのか。
人と土地にどんな関係があったのか、川筋を巡ってみなければいけない。
記録
地形や気候に合わせて生まれるさまざまな生業ー農業や林業、漁業ーが作り出す土地固有の文化/風景に、地勢図(もしかしたら風土かな)と言う言葉をあててみようと思う。
田畑の耕作、家を作るための素材や道具づくり、技と術、山や川で採れるもの、それらの加工の仕方は土地によってさまざまだ。人と土地の交歓によって生まれる風景はそこで生まれ育つ人の心のあり方にも深く影響する、と言う仮説。春先から夏、秋にかけて、山や川、捨てられた畑を歩いてみた。そこに残るものは何だろう?
写真:かわず 上佐ケ野自慢マップ ふるさと水と土ふれあい事業/発行 静岡県伊豆農林事務所/監修 河津町・上佐ケ野地区活性化協議会 平成10年3月
8、9年前、河津町見高地区で山に放置されていた伐採された欅の大木を見た。
もう一度その場所を探してみようと出かけてみた。
歩くこと5キロほど。
なかなか辿りつかない。
照葉樹林がみかん小屋を包み込もうとしている。
いずれ飲み込まれて山に戻っていく。
生業が消えていくのか。
人と土地にどんな関係があったのか、川筋を巡ってみなければいけない。


